文化・芸術

2014.04.11

サントリー美術館と神楽坂

今日はお天気も良くて東京まで出かけてきました。

まずは一人で六本木のサントリー美術館へ。

六本木は行くたびに迷子になります。今日も一駅分歩いてから間違いに気付き、また元の道に戻るはめに最初からスマホのナビを利用すればよかったです。

でも運動と思って良しとしましょ。

見たかったのはこれ↓

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面白かったわ~~。

江戸時代後期にはこんな面白い絵画の楽しみ方をしていたのかとびっくりしました。

望遠鏡を覗くと鏡を利用して絵を立体的に見せたり、七面鏡も実際展示されていて自分が細くなったり太くなったりと楽しかったです。

普通の絵画展と違って体験型の絵画展なのでどなたでも楽しめると思います。

六本木を後にして、次は神楽坂へ。

hichaさんとTOKIKOさんの展示会へ行ってきました。あゆみギャラリーは古民家の洋館でとても素敵なところです。

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TOKIKOさんのところで色々試着をして楽しんだ後は近くのフレンチ?のお店(名前忘れた)へ

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この前菜のサラダが盛りだくさんで美味しかったです。

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こちらはタパスという名前がついていたけれど、薄いピザみたいな感じ。

遅いランチをした後は同じく神楽坂フラスコNawoさんのバッグの展示会へ行きました。

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Nawoさんとはお初にお目にかかったのですが、お茶とお菓子までご馳走していただき、申し訳なかったです~。どうもありがとうございました。

本当に素敵なバッグの数々でした。TOKIKOさんのお洋服もそうだけど、一点ものってやっぱりイイ!

目の保養をたっぷりさせていただきました。

今日は充実した一日でした。楽しかった~。hichaさん、お付き合いありがとうございました。

お二方の展示会は4月11日~16日まで同じ神楽坂で場所が近いので、ぜひお出かけください!

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2013.05.17

善光寺出開帳と出光美術館

今日はお天気の中、一人でお出かけしてきました。

両国回向院で今期間限定で信州の善光寺前立本尊の御開帳をしているのです。4月末から出開帳していたのに、全く知らなくてゆれいさんに教えていただきました。感謝です。

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実家の母から善光寺のお念珠をもらっていたこともあって、いつか私もお参りしたいと思っていました。

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でも遠くてなかなか行けないし、それが如来様の方からこちらに来てくださるというのですからこれはお参りしないと!

江戸時代に回向院で行われた善光寺の出開帳は60日間で1603万人の参詣があったほどの大変な人気でした。

今回この出開帳では東日本大震災で亡くなられた多くの方々のご供養と被災地の復興支援を目的としているので収益を全額被災地支援に充てるそうです。

参拝するのに1000円、お戒壇めぐりをするのに500円支払いました。

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これは回向柱。この柱に触れることで本堂の御仏さまに触れるのと同じご利益があるそうです。以前、浅草寺でもこういうことしたっけ・・・

お戒壇めぐりは真っ暗な回廊を進み「極楽の錠前」に触れることで錠前の真裏におられる出開帳仏と結縁し、極楽往生が叶うと言われています。

真っ暗なので前の人の足を踏んだり、後ろから踏まれたり^^;

錠前に触れることができた時はちょっと感動しました。これで極楽往生できるぞと思ってしまう単純な私^^;

被災地から菩薩様も回向院の念仏堂の2階に安置されていましたが、瓦礫の中から奇跡的に発見されたのだと思うと感慨深いものがありました。

回向院を後にして、次は有楽町の出光美術館へ向かいました。

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実は現国より古典の方が好きだった私、ちょっと興味があったのです。

絵を描いた土佐光吉という人物については全く無知でしたが王朝文学の世界に浸ってきました。古典をもう一回読み直そうかなぁ~。

学生時代に学んだことを本当に悲しいほど忘れてしまっています。変体仮名も習ったのに、忘れているし・・・絵に添えられた変体仮名の和歌、いちいち解説を見ないで読めたらどんなにいいことか。

この『源氏絵と伊勢絵』展のチケットは陶片木さんから招待券をいただきました。どうもありがとうございました。

今日は2か所寄ったらぐったり~。帰りの電車は爆睡でした^^;

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2013.04.04

江戸博の「八重の桜」展へ

今日は江戸東京博物館の「八重の桜」特別展へ行ってきました。

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去年のNHK大河ドラマ「平清盛」は難解で最後まで見ることができなかったのですが、今回は女性が主役ということで毎週楽しみに見ています。

私は新島八重という人を今まで全く知りませんでした。それに幕末というと薩摩と長州の視点ばかりで今まで会津に焦点を合わせたドラマってあんまりなかったような気がするので、会津の悲劇が今回の大河ドラマでようやくわかるようになりました。

ドラマも始まって3カ月、新島八重よりも山本覚馬の方が主役という気も無きにしも非ずですが、この特別展を見て山本覚馬の存在が八重の人生に大きく影響したのだなということがよくわかりました。

とにかくこの新島八重はたくましい女性です。綾瀬はるかじゃ可愛すぎるかも~。

ドラマでは最初の結婚をするところですが、これからが会津戦争やら波乱の人生が始まるというところ。

二度目の結婚で新島襄の妻となるも、(一度目は離縁なのね~。びっくり)新島襄は48歳で亡くなってしまうわけで、その後の人生は日本赤十字社の活動に身をささげ88歳で亡くなりました。

結婚してからは銃を持つ生活から聖書を持つ生活に。展示物の中には八重の書いた英文もありましたし、洋風の生活の一端を知る部屋もありかなり興味深かったです。

人生に無駄がないというか、自分をしっかり持って流されないまっすぐな生き方に感動しました。同じ女性として私はなまっちょろいぬるい生活を送っているなぁ~と恥ずかしい気持ちになりました。

とにかく最後まであきらめない、強くたくましい女性で今までドラマにならなかったのが不思議。

NHKドラマを見ていないと面白くないかもしれませんが、特に女性に見てほしい特別展ですね~。かなりおすすめです。

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2013.02.26

「飛騨の円空」展へ

今日は良い天気で午後から思い立ったが吉日で、以前から観に行きたかった「飛騨の円空」展を観に上野の国立博物館まで行ってきました。

いままで何度も通ったのに気付かなかった上野公園のマンホール

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桜の絵。納得!

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円空は江戸時代17世紀後半北海道から近畿まで諸国を巡り、滞在した村に仏像を残しました。

今回は飛騨千光寺所蔵の円空仏を中心に岐阜県高山所在の100体を展示しています。

円空仏のほとんどは代採した木を断ち割り丸彫りしたもので、本当にどのお顔も優しく慈愛に満ちたお顔でした。

7年に一度しか公開されないという秘仏「歓喜天立像」も展示されていて、360度見られるからすごく興味深かったです。

千手観音菩薩立像の美しく神々しいお姿にうっとり。思わず手を合わせている方も多かったです。

一番私が好きなのは如意輪観音菩薩坐像

パンフレットのから拝借

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如意観音菩薩像って割と官能的なものが多くて、それはそれでうっとりするのだけど、円空の彫られた観音様はにっこり微笑まれていてすごく癒されました。あぁ、欲しい!毎日眺めたり手を合わせたりさすりたい^^

やっぱり木彫りというのが温もりを感じていいんでしょうね。

会場は狭く人も多かったのですが、午後に行ったのが意外と良かったのかもしれません。

思ったよりじっくりと見ることができました。

ご興味のある方はぜひ行ってみてください。4月7日までです。

今年は月に一回は博物館や美術館に行けるといいな~。

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2012.08.09

「ちひろと世界の絵本画家たち」

立秋を過ぎて朝晩少しだけ涼しくなったら、随分と身体が楽になりました。

お願いだから、朝晩だけでもこの涼しさが続いてくれ~~と思います。

でも、この気温差についていけなかったらしく、夫が珍しく一昨日の夜熱を出し、昨日は会社を休みました。

でも食欲もあり昼には熱もさがったので、放置して^^;娘と二人で新宿まで出かけてきました。

いつも仲良くしていただいているpegaさんが美術館のチケットを2枚くださったのです。

損保ジャパン東郷青児美術館は新宿西口。久しぶりの新宿西口、昔と比べると相当駅の構内も外も複雑になっていて、一人だったら迷ってたどり着けなかったかも・・・

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いわさきちひろの絵本の原画の色は本当に美しくて、ぼかし具合とかどうやって色を出しているんだろうと思いました。

子供たちの絵もとっても可愛らしかったです。愛らしいけど、どこかさびしげな感じがするのも特徴じゃないかなと思います。

いわさきちひろは55歳で亡くなったんですね。アトリエ再現やお写真も展示されていてとてもお綺麗な方でした。

世界各国の絵本の原画も展示されていて大変興味深かったです。言葉が通じなくても絵で通じるから絵が描けるってやっぱりいいなぁ~。

この美術館は損保ジャパンビルの42階にあり、入口からの眺めも素晴らしかったです。

スカイツリー

見えるとやっぱり嬉しいね。

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東京タワーも!わかるかな?

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あっちの展望台からもこっちを眺めている人がいるんだろうなぁ~。

pegaさん、チケットをありがとうございました。おかげさまで楽しんできました。

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2012.06.18

大エルミタージュ美術館展

今日は国立新美術館へ行ってきました。

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いつもはるるど・わーどさんのところで美術鑑賞させていただいた気分になっていたのですが、なんと大エルミタージュ美術館の招待券を希望者10名にくださるという記事を読んで、駄目もとで応募してみました。

もう締め切っちゃったかな~と駄目もとで申し込んでみたところ、なんと当たりました!!はろるどさん、すぐに送ってくださってありがとうございました。

今日は自分ではめいっぱい早い時間に行ったつもりでしたが、電車の遅延もあって11時近くになってしまって、やはり結構な人が出ていました。

それでも大きな絵画が多いのでゆっくりと鑑賞することができたので良かったです。

副題に「世紀の顔・西欧絵画の400年」とあるように16世紀のルネサンスの時代から20世紀までの絵画が展示されており、それはもう素晴らしいものでした。

専門家じゃないからうまいこといえませんが、ひきこまれるような美しさ。特に私はルネサンス期の絵画が素晴らしいと思いました。

肌の質感、ドレスの繊細なひだ、光。天使の可愛らしさ。

いつも思うことだけれど、聖書について知識があるともっと西洋絵画を楽しめるのだろうなと思います。

それししてもこれだけの絵を集めたエカテリーナ2世はたいしたものです。

7月16日まで開催されているので、ご興味のある方はぜひ行ってみてください。おすすめです。

さて、話は変わりますが先週末に機種変更0円にひかれて携帯をついにiPhonに変えました。やっと慣れてきたので、さっそくナビで乃木坂から六本木まで道順を出したのですが、それでも間違う私ってどういうことなのかな・・・(汗)

でも、間違うことがわかるからなんとかなりました^^;

あのあたり、何度もお江戸オフで歩いているのにいまだに方向がわからなくなります。ようするに方向音痴なだけなんですけどね。

iPhoneはいちいち検索しなくても話す声で検索してくれるのが便利ですが、どうも照れくさくって、にやにやしちゃいます(笑)

宝の持ち腐れにならないようにこれから色々機能を使いこなしていきたいな。

なんでも新しいことを始めるのは大変だけど世界が広がるしわくわくします。

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2012.01.12

歌川国芳展

今日は思い立って朝イチで歌川国芳展へ行ってきました。

六本木ヒルズにたどり着けたけど、52階の森アーツセンターギャラリーに行くのに51階止まりのエレベーターに乗ってしまい右往左往してしまいました。^^;

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こんな寒い日にビル風の吹く六本木ヒルズにくるような物好きはいないだろうと思っていたら、まぁ同じようなことを考えている人がいるんですね・・・

日本人は浮世絵好き。結構な人でした。でも朝早かったのでじっくりと見てまわることができました。

歌川国芳は没後150年。幕末の江戸、日本橋に生まれた浮世絵師です。

今から150年も前に描かれたものとは思えないほど斬新で豪快な作品ばかりでした。

猫がとっても好きで東海道53次を猫53次にしていたりするのも面白かったですし、とにかく全ての浮世絵に躍動感があって、ユーモアがあって元気をもらいました。

版木も展示してあって、その細かいこと・・・昔の人って夜はろうそくの灯りだけだったでしょうに、目が悪くなかったの?

52階には展望室もあって、すっごく悩んだのですが1000円払って今日みたいな薄曇りの日は厭だなぁとお金を払うのをケチって眺めないで帰ってきました。

下まで降りてきたら、東京タワーが見えました。

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そうそう、ミュージアムショップにこんなものを見つけ、思わず買ってしまいました^^;

005 手鏡。ふくちゃんに似ているから、つい・・・。

空の籠は見ると辛いから物置きにしまいました。寂しいけど、時間が癒してくれるだろうと思います。

(少し前に国芳展に行かれたTompeiさんの記事にTBさせていただきました。)

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2011.11.08

相田みつを展

今日はいつも仲良くしていただいているTOKIKOさんから相田みつを美術館の招待券を頂戴したので、朝一番で東京国際フォーラムまで出掛けてきました。

相田みつをさんは大好きで、何年か前にも行ったことがあります。

味わいのある字体と禅を感じる言葉の重みに今回もまた深い感動を覚えて帰ってきました。

館内は写真撮影はできませんが、一か所だけ撮影していいスポットがあって携帯で写真を撮ってきました。それほど人もいなかったので、ひとつひとつゆっくりと見てまわることができたのが良かったです。

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野田総理で有名になった「どじょうがさ 金魚のまね することねんだよなあ」もありました。

第2ホールではみつはしちかこ展をやっていてこちらも見てきました。

ちっちとサリーの漫画、少女時代に読んでいて大好きでした。かわいい絵と添えてある詩に癒されるんですよ~。

ランチは以前から行列ができて気になっていた無印のカフェ「Meal MUJI」で。

3品お惣菜を選べて780円のランチプレート+200円でアイスコーヒー

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写真ではあんまり美味しそうに見えないけど、ブロッコリーやカリフラワーのお野菜がたっぷりでとっても美味しかったです。

せっかく有楽町まで来たので、今話題のルミネもぶらりと覗いてきました。

有楽町は若い人が増えましたね。っていうか自分が歳とっただけか?

今日は久しぶりに街中に出て気分転換、充実した一日でした。これからは午前中を有効利用してアクティブに色々楽しんでいきたいと思っています。

明日は映画を観に行こうかな~^^

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2011.02.24

金沢文庫へ

今日は義母と県立金沢文庫「運慶展」を観に行ってきました。Y新聞で無料チケットをいただいたのです

金沢文庫を創設したのは北条実時。昔教科書に載っていましたよね^^

称名寺にはむか~し一度だけ来たことがあったのですが、金沢文庫を見学したのは今回初めてでした。一階は金沢文庫に関しての資料があり、二階が今回の特別展「運慶」となっていました。

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運慶も教科書に載っていましたよね。

平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した有名な仏師です。

有名な仏師だけれど、真作として残っているものは数少ないそうで、今回の金沢文庫で一堂に会しての展示はかなり貴重とのこと。

会期終了が迫っているせいでしょうか?平日なのにそんなに広くないフロアにあふれる人、人、人。

フロアの真ん中に展示されていたら、人が散って良かったと思うのだけど、そうじゃないから皆さんガラスケースの前からなかなか離れない。

なので、じっくり見ることができずに残念でした。義母も連れていたしね^^;

目玉は運慶作最古の大日如来坐像なのだけど、私は毘沙門天立像と不動明王立像が力強くて心魅かれたかな~。

運慶作のどの仏像も本当に美しかったです。

さて、金沢文庫は称名寺の境内にあります。

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池があって、赤い太鼓橋が絵になるこの称名寺は金沢北条氏の菩提寺です。金沢北条氏の一族は学問好きで数多くの寺宝や書物が伝わりました。

梅が所々咲いていましたが、桜の木が沢山あったのであと1ヶ月もしたらもっと眺めが良いことでしょう。

桜の季節にも訪れてみたい場所です。

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2010.12.07

ドガ展

昨日は午前中家事を済ませ、午後から横浜美術館の「ドガ展」を観に行ってきました。

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会期が迫っているのにさほど混んでいなかったのは月曜日のせいでしょうか?

美術館は月曜日が休みというイメージが強いですが、横浜美術館はなぜか木曜日が休みなのです。

先日のゴッホ展はあまりの混雑ぶりにほとんど楽しめなかったのですが、今回はじっくりと観ることができて本当に良かったです。

ドガといえば、この絵が有名ですよね。

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「エトワール」というこの絵、思ったより小さいものでした。

でも、踊り子の足元のあたりに光があたって、踊り子が浮かび上がりそれはそれは美しく繊細な絵でした。

舞台の袖にちらと見える男性はパトロンだそうで、この時代売れっ子の踊り子にはパトロンがついていたそうです。このパトロンもすごく目立つ絵ですよね。顔が見えないせいかな?ドガはそのあたりも狙って描いたのかしら?

浴盤(湯浴みする女)は背後から描いてあるので、観る者も覗き見しているような感じでした。光が当たり、肌の透き通った感じが忠実なこと・・・美しい裸体、こちらも本当に名画だと思いました。裸婦は皆背後からの絵ばかり。なぜ胸を描かなかったのだろう・・・

他にも魅力的な名画が沢山。お勧めです。

最後にクリスマスツリー

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もうすぐクリスマス。

師走ですることがいっぱいあるというのに、師走とは思えない暖かさについお出かけをしたくなって困っちゃう^^;

でも、明日から本来の12月の寒さに戻るそうです。皆さん、風邪をひきませんように。

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