母の病名が判明してインターネットで随分と調べました。意外と沢山の人がかかっているのですね。
でも高齢でかかった人の参考になる記事が見つからない。
だから私もどなたかの参考になるかもと記録しておくことにしました。
悪性リンパ腫にも色々あり、84歳の母は非ホジキンリンパ腫の中悪性度リンパ腫(月単位で進行)でステージⅣでした。
症状としては
①発熱:38℃より高い理由不明の発熱
②寝汗:寝具(掛け布団、シーツなど)を変えなければならないほどのずぶ濡れになる汗
③体重減少:診断前の6カ月以内に通常体重の10%を超す原因不明の体重減少
などなのですが、母の場合熱も出ず、寝汗もなく、リンパ腺が腫れるということもなく、ただ体重減少と背中、腰痛、下痢、体重減少がありました。
近くのかかりつけ医で血液検査でも全く異常がなかったので、それこそ背中の激痛で救急車を呼ばなかったらただの腰痛と思って放置していたかもしれません。
治療方法としては化学療法です。
R-CHOP療法といい、3週間おきに抗がん剤を投与します。母の場合6クール。
リツキマキシブ、シクロホスファミド、ドキソルビシンは点滴、ビンクリスチンは静脈注射
そしてブレドニゾロン。これはいわゆるステロイド剤で内服薬になります。
第1回は12月5日
入院中に行われました。母の場合、年齢と体重を考え通常の7割の量を投与。
8日にリツキマキシブ投与
抗がん剤というとげーげー吐くイメージを持っていたのでかなり心配しました。
思ったより吐き気がなく、多少のむかむか程度で済み大丈夫なので10日に退院となり、
これからは通院で半日がかりの抗がん剤投与となりました。
吐き気はなかったのですが、トイレが近くなり夜中も1時間おきに行くので体力を消耗します
水分をたくさん摂ると副作用も少ないと聞いたので、そのせいもあるかな?
2週間後から髪の毛が抜け始めました。6クール終わるときには尼僧みたいになっちゃうな。
第2回は前回の3週間後12月26日、そしてその2日後にまたリツキマキシブ投与。このリツキマキシブというのがかなり癌に効果があるらしい。
血液検査、CTの結果1回目の抗がん剤でかなりの効果が出てることがわかりほっとしました。
副腎腫瘍も小さくなっているとのこと。やったー!
一番重いステージ4と聞いた時はこりゃ年内もたないか?と思いましたがこのぶんだと案外6クール終えて春には癌が消滅するかも?やっぱり昭和一桁生まれはしぶとい
とにかく今は36キロしかない体重を太らせようということで姉が泊まり込みで食事を作っています。
今年ももう残りわずか。
実家の母のことであわただしく過ぎていきますが、こちらの義母は先日めでたく90歳の卒寿のお祝いを済ませました。今年は父の死、娘の結婚、母の病気発症、義母のお祝い、
まさにプラスマイナスゼロ。
どうぞ皆様良いお年を。
今年最後の記事になります。
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