「ゲゲゲの女房」
最近私のはまっているもの、毎日すごく楽しみにしていることがあります。
それはNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」。この春から8時放送で開始時間が変わったのですが、この15分間だけは家事の手を休めてTVの前に座って見ています^^
私にとっては「ちりとてちん」以来の久々のヒットですね~。視聴率はあんまり良くないらしいけど、本当に面白いし、良いドラマだと思います。
ドラマの主人公が実在する人物で水木しげるさんの奥様ですが、いまだにご夫婦そろってご健在なのが安心して見ていられる理由の一つかと。
ドラマでは今、お見合いをして5日目に結婚するということで慌ただしく嫁入り準備をしているところで、これからますます面白くなっていくかと思います。
そんなわけで、見ているだけじゃ満足できない私、原作本の「ゲゲゲの女房」を購入しちゃいました。
水木しげるのゲゲゲの鬼太郎がヒットするまでの極貧生活、そしてそれを支える奥様の生活など、もうそれはよくぞ子どもを二人育てられたなぁ~と感心するほどの生活ぶりが描かれています。
そして売れっ子になってからの奥様の孤独。ここはちょっと泣けた部分でもありました。
それと、ドラマでは竹下景子が演じているお義母さんはかなりユニークで厳しい一面もあり、本には書かれていないけれどきっとご苦労されたと思います。
最後のあとがきの中で
なんだかいまは「家庭環境」「結婚」「就職」など、人生の入り口でどれだけ幸運をつかむかで、その後のすべてが決まってしまうかのように思い込んでしまう人が多いと聞きます。
(中略)
どんな生き方をしても順風満帆の人生なんてあり得ないんではないでしょうか。人生は入り口で決まるのではなく、選んだ道で「どう生きていくか」なんだろうと、私は思います。
この奥様だからこそ説得力があるし、苦労を苦労と思わない生き方がすごく素敵だなぁと思いました。
ご夫婦がいつまでもお元気でと願わずにはいられません。
| 固定リンク | コメント (13) | トラックバック (0)
最近のコメント