母の病気 その3
またまた久しぶりの更新です。世の中色々なことが起きています。ほんとに色々あったのだけれど、今私の気持ちではこれ以上大雨の被害が広がりませんように。それが一番の気がかり。
実家の母のことを忘備録として、そして同じ病気でここにたどり着いた方のために書いておこうと思います。
今までの記録 母のこと
母は84歳にして悪性リンパ腫という病気にかかりました。病名がわかったのが去年の11月のことでした。
84歳で抗がん剤を耐えられるのか?という疑問はありました。私は年取って抗がん剤なんて可哀想という気持ちもありました。姉と相談しました。ただ死を待つだけの日々は嫌だという姉の意見で抗がん剤治療をすることに決めました。もちろん母も了承してのことですが。
3週間おきの抗がん剤治療は6回。自宅からの通院治療で行いました。母の髪の毛は抜けて回を重ねるにつれ、だるくて体重も40キロを切り、それでも6回の治療を無事に終えることができました。高齢者ということで普通の7割の量というのが負担がなくてよかったのかもしれません。吐き気は全くありませんでした。
途中、白血球の値が悪くて一回延期したこともあったけれど母は頑張りました。
6回目の抗がん剤を4月3日に終えてからその後5月8日、15日とリツキサン単独投与をしてひと通りの治療を終了しました。
その1か月後つい最近ですが6月29日にCT、血液検査をして腫瘍マーカーも異常なし。
CTには腫瘍は完全には消えてないものの、小さくなりまあ問題なしということ。腫瘍を完全に消すには放射線治療となりますが、母はもう十分に生きたからこれ以上の治療は望まないということで自宅で普通に暮らしています。
今は本当に元気になっています。びっくりです。
義母の時も思ったけれど、昭和1桁生まれはしぶとい!戦争をくぐり抜けて苦労している人は本当に強い。
ネットで悪性リンパ腫 高齢者で検索すると.、抗がん剤も期待できないようなことが書かれているのですが、もし親の病気で迷っている人がいたら、諦めないで試す価値はありますよ!
母は85歳のお誕生日を迎えることができました。再発したら本人の希望でこれ以上の治療はしませんが少し親孝行もどきもできたし満足かな。
とにかく諦めないって大事。私自身はすぐに諦めそうだけど(笑)
義親、実親から学ぶこと多し。自分の老後も色々考えるこの頃です。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント