4月7〜8日とお泊りオフをしてきました。
気づかれたでしょうか?今回から東海道踏破というタイトルを変えました。
忠実に東海道踏破ではなく、いいとこ取りという逃げを作りたかった(^^;)
約1名踏破を諦めてないけど
さてさて、今回は薩埵峠で富士山が見たい!というのが一番の目的で、由比から清水まで歩き清水に泊まり翌日静岡まで歩くスケジュールでした。
天気予報で土曜日の雨マークがなかなかとれずやきもきさせられました。金曜日の雨が早めにあがってくれて助かりました。
まずは由比駅集合。
私は東海道線で2時間かけて到着。
新幹線組のみんなと無事合流して由比駅出発。だいたい11時頃だったかな。
昔ながらの東海道が残っていていい感じです
名主小池邸を見学。お庭には水琴窟もありました。武田氏にも仕えたという旧家です。
受付のおばちゃん、もしかしたら子孫の方?が親切な方でこの先薩埵峠を越すと食べるところがないし、由比の桜えびは美味しいから薩埵峠の手前の倉沢屋で食べていくといいと教えてくれました。
ということで、倉沢屋がそんなに待たずに入れるようなら食べようということになりました。30分程で入れるというので並ぶことに。
待ち時間に八坂神社(本当は中峯神社に行くつもりが間違えた)へ。
今回の旅の安全を代表しておまいりしてきましたよ。
くらくらするほど高い位置にあって手すりを握りしめる手にも力が入るけど、前を行くTOKIKOさんはあっという間にするする上っていっちゃった。
倉沢屋さんでの昼食
桜エビ尽くし!かき揚げはサクサク!生桜エビも美味しかった!そこの土地のものを食べるっていいですよね。
もうここで旅の半分の目的は終わったかのような気分になりました。
本陣跡
間の宿脇本陣柏屋跡を過ぎて一里塚
日本橋より40里目
私達は所々端折って歩いているので、まだこんなに歩いてはいないが
ここから上り坂になっていきます。
後ろを振り返るとミカン畑と富士山が。
少しどんよりはしているけれど、富士山が見えて坂道もなんのその、テンション上がります。
箱根の峠超えに比べて楽チンで景色も良くて楽しい♪
薩埵峠キターー
広重さんが描いた薩埵峠
この峠の道を安全に通行できるようになったのは、安政の大地震で海岸が隆起してからだといいます。
それまで東海道は崖の下の波打ち際で波の周期に合わせて一気に通り抜け、その際親子でもお互いに思いやる余裕がなかったために「親知らず子知らず」と言われ東海道随一の難所と言われました。
今は峠越えというよりハイキングといった感じで辛くなかったです。それでも興津に近づくころには足が疲れてスーパーではるみみかんを食べてビタミン補給♪甘くておいしかった!
昔の旅人は人足さんを使って渡ったであろう興津川を、私たちは現代の橋を渡り先へと急ぎます。
興津駅近くのケーキ屋さんで30分ほど休憩(ここのシュークリームがまた絶品)してから興津の一里塚を通過
日本橋より41里目
一里塚を見つけるともう4キロ歩いたのか~とか、まだ4キロなの~とか目安になるのは江戸人も同じ思いだったに違いない。
ちなみに由比から興津まで東海道線だと一駅5分で到着するんですよ。
なんだってわざわざ峠まで越えてこんな苦労して歩いてんの?って話はなしで宜しく
(つづく)
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