母のこと
今一番の懸案事項。
今年はどうも家族のことで次から次へと気がかりなことが起きる年のようです。
2月に父が亡くなり、四十九日、それから新盆、お彼岸、色々な手続きがあり面倒な不動産の相続手続きも済ませ、やれやれ、やっと終わったね~とそんなころから母の体調が優れなくなってきました。
腰の痛みは昔からなので整形外科には通っていました。でもお盆が終わってからの3か月以上続く下痢。食欲はあるのだけど何か食べると下痢してしまうので10キロ痩せてしまいました。
10月15日
一人暮らししている母が背骨が折れたように痛いと自分で救急車を呼びました。
病院に駆けつけると血の気のない顔をしていて歩けないこれはもしや娘の結婚式より先に葬式になってしまうのでは?と心配しました。
CT画像で腎臓の上に卵くらいの腫瘍があるということがわかり、そこからじわじわ出血しているらしい。一度自宅に帰されたもののすぐに呼び戻されて入院となりました。
MRIで腎臓の上の腫瘍は副腎で4センチの腫瘍だという。
とにかく貧血もひどいので輸血もして、生検をするために点滴したりひたすら身体をやすめて特に治療をするわけでもなく3週間近くの入院。
生検というのは腫瘍が悪性か良性かを調べるために背中に針を刺して細胞を取って調べるというもの。
もう40キロの体重も切ってしまった母にその検査が受けられる体力があるのか?と心配しながらも、意外と部分麻酔だけで簡単に検査は終わりました。11月6日のことでした。
娘の結婚式はあるし、母の一時帰宅はあるやらでその間もう行ったりきたりのバタバタ!
その翌日11月7日には検査が終わって他にやることないからと退院になり、自宅で療養をしながら結果を待つ日々。
翌日に退院させてくれたのだから、たいしたことないんじゃないかと期待しつつ。
2週間かかってようやく結果が出たところ、早く進むタイプの悪性リンパ腫であることが判明しました。副腎まで広がっているということはかなり進行しているだろうとのこと。
血液のがんだからショックはショックだけど、今は2人に一人が癌だというし、やっとはっきりした病名がわかり治療方針が決まって姉も私もほっとしました。
今は良い薬もあるらしく、薬が合えば血液の癌は固形の癌よりも効果があり、がんも消滅するらしい。でも、84歳だし痩せてるし吐き気とかの副作用が出て辛いようなら在宅でみようと姉と相談しています。
望みは捨てていないけど、もう母と一緒にいられる時間も残り少ないのかな・・・と思うと寂しい気持ちがこみ上げてきます。
銀杏の葉が今年は散るのが早いなぁーといつになくしみじみ思う晩秋です。
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