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2016.03.17

彼岸入り

今日は彼岸の入りです。後でぼた餅買ってこよう。
うすら寒い日がずっと続いていましたが、今日からはぐっと暖かくなりそうですね。

次女の引越しも先週済んで、やれやれといったところです。
今は郵便ポストや玄関に名前を出さないってご存知ですか?びっくりぽん!全部空き家かと思っちゃう。まさかワンルームに限っての話かとは思うのだけど。
それだけひっそりと誰が住んでいるのかわからないように気をつけて住むってことですよね。なんて世知辛い世の中になってしまったのでしょう。今は顔が見えないほうが上手くコミュニケーションを取れる時代になったということでしょうか。
鍵もカード式でこれまたびっくりぽん。

娘は毎日自炊、そしてお弁当まで会社に持って行っているらしい。
なーんだ、家にいる時からやってくれればいいのにー。

ま、ともかく1人は独立してほっとしました。
1人いないと洗濯物の多さも部屋の散らかりようも違って、現在我が家はすっきりとしています。

1つ片付いたけど、もう1つの心配事の父のことは進行形です。昨年の暮れに心臓で入院した父だったのですが、よくよく検査してみたら前立腺癌だったのです。
ここに書くことでもないのですが、私の忘備録そして自分の気持ちを整理しておきたいことと同じようなご病気の方がいらしたらと思いまして。



前立腺癌は割合治る癌と言われていて、痛みも少ない癌と言われているらしいのですが、父の場合手遅れで骨転移していました。骨シンチという検査の結果です。
レントゲンの写真を見ると素人でもわかるくらい癌の部分が真っ黒に出ていて、特に背骨と肋骨が真っ黒。

骨転移してしまうと痛みが相当きついのです。
手術も放射線治療も手遅れで出来ず、何をしているかというと、骨の癌を広げないようにする注射を腹部に月1回して痛みどめと抗がん剤の薬を服薬しています。
注射をすると、腹部に卵くらいの大きさまでしこりができて、背中も腫れて、それから徐々に小さくなる頃また注射するという繰り返し。
なんだかね〜。

人って本当に最期を選べない。良いことをしたからといって楽に逝けるかというとそういうことはなく、定命尽きるまでは苦しくても生きなければならないのです。
最後の最後まで毎日一生懸命生きる、これが人として生まれて死ぬまでの修行なのかと。今更ながらなんだけど、この歳になってようやく実感しています。

父は入院しないで在宅医療を選びました。もう85歳で治る見込みもないのなら、例えどんな立派な病室でも家にいる方が幸せだと思うので。病院に入れたとしてもきっと何ヶ月かすると転院させられてしまうと思うのです。ヨタヨタしながらお風呂もまだ入れるし、トイレも行かれる状態。
でも排尿排便障害があるので、これが一緒に暮らしている母にとっては一番のストレス。ほとんど洗濯で半日終わってしまいます。
夜間の1時間おきの排尿は本人も辛いし母も眠れなくて辛いので、紙おむつにしました。これに父も慣れたのですが、父は心臓の薬で利尿作用があるものを飲んでいるので、1回の尿量が多くて尿漏れしてしまいます。

排泄の問題で悩んでいる方は本当に多いと思います。

訪問医療の看護師さんに履くタイプのおむつの上にさらにテープ式のおむつを当てるようにと教えていただきました。二重にしたら流石に足の隙間から漏れることがなくなりました。

在宅介護は本当に色々な人の手を借りないとやっていけません。
もっと近ければ私もちょいちょい行けるのですが、片道2時間半。実家にいる時間よりも電車に乗っている時間が長くて。しかもこちらも年寄り抱えているし。母も義母に気兼ねして、私が行っても早く帰りなさいと帰る時間を気にするのです。

義母の介護の時は少しずつ良くなるから張り合いがあったけど、行くたびに父も母も痩せて小さくなる姿を見て切ない思いをしています。

とにかく出来る範囲で母が倒れないように姉と二人でフォローしていこうと思っています。
暗い話にお付き合いくださってありがとうございました。
もう最近は友人と会ってもこんな話ばかりよね〜^^;

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心と体」カテゴリの記事

コメント

決してご無理なさらないで。
人の手もいろいろ借りられるだけ借りてくださいね。

引き続きお大事になさってください。

投稿: 桜桃 | 2016.03.17 23:10

大変ですね。
義父も数年前から前立腺がんを患ってますが、特に悪くもならず共存状態なので、そんなものなのかと思ってました…

ぶんぶんさんもお母様も無理なさらないでね。お大事に。

投稿: ゆれい | 2016.03.18 00:06

桜桃さん、ゆれいさん、今日もポカポカ陽気でしたね。
コメントありがとうございます。

桜桃さん

桜桃さんもお父様の時に遠いご実家に何度も帰省されて
それは大変でしたね。
とにかく手を借りるのにも契約書が沢山あって、判子押してと
ボケてたら出来ない手間ですよね。義母の時とはまた違うパターンなので、
私もわからないことばかりです。
また色々お知恵を拝借させてくださいね。


ゆれいさん

ご親戚にもいらっしゃいましたか?男性は多いですよね。
前立腺癌は共存できる癌です。ただし、骨転移までいってしまうと
もう駄目みたい。手遅れになったのには、心臓の薬を飲んでいたのでそれが数値に出辛かったらしいです。痛みがひどいのがなんとも可哀想で。
11月までは元気に旅行まで行けたのに、あっという間に年老いてしまいました。

投稿: ぶんぶん | 2016.03.18 15:47

今頃になって、この記事に気がつきました。

骨転移になるまでわからなかったのが残念ですね。
お父様のご意思を尊重するのが一番だけど、お母様が共倒れにならないように、気をつけてあげてくださいね。
ぶんぶんさんも無理しないように。
痛みがひどくならないように、お祈りしています。

投稿: Tompei | 2016.03.22 21:44

しばらくは実家が気になって仕方ないですね。
私も主人も、父親を癌でなくしていますが
末期を見舞うのはつらい心情でした。
本人の気のすむようにしてあげるのがいいのでしょうけれど
介護していた義母も高齢だったので大変でした。

でも今は携帯があるから
どこにいてもすぐに連絡が取れるで
うまく気分転換もしながら見守ってあげられますね。
28日は心配なく来られるといいですね。

投稿: さん♪ | 2016.03.23 08:53

Tompeiさん

ご心配いただきありがとうございます。
そういうわけでなんとなく悶々とする近頃です。
予想外に進行が早くて、でもあの年代はなかなか頑張りますね。
お彼岸過ぎたらお盆までは大丈夫かも。なんて気がしています。

投稿: ぶんぶん | 2016.03.23 16:58

さん♪ちゃん、ご心配いただきありがとうございます。

癌の末期は本人も家族も辛いですね。
前立腺癌は痛まない人がほとんどらしいのに、骨転移だけは
痛むらしいのです。強い薬を飲むと痛みは治るけど眩暈がしたり。
人間生きるも死ぬのも大変です。

28日はいまのところ大丈夫なのでよろしくお願いします。

投稿: ぶんぶん | 2016.03.23 17:03

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