魔のとき

昨日は友人達とおしゃべりしたんですが、その中で先日お亡くなりになられた二子山親方の話になり、「どうして女将さんと別れちゃったんだろうねぇ～」という話になりました。

「確か女将さんに好きな人ができたんだよね～。」

「でも、きっとそれだけじゃないんだよね。子どもは子どもで立派になって世界が出来ているし、夫は巡業へ行くし、冷たいしで、そんな時気持ちをわかってくれて優しく声をかけてくれる男性がいたら、魔がさして、ふっとよろめく時があるのよ、女には。時々夫も子どもも何もかもしがらみを捨てたくなる時があるのよ～。」

うん、うんとうなずく私たち。ちなみに皆真面目なお母さん達です。この心理をわかる人は逆に夫の浮気も許せるかも？

すると、一人の友達が「そう、そう、わかるわ～。聞いてよ。この間主人とバス旅行に行ったんだけど、他のご夫婦は仲良く並んで歩いているのに、うちの人ったら、一人でどんどん先へ行っちゃうのよ！それで、デジカメで景色ばかり撮っていてね・・・他のご主人は、まずは奥さんを撮ってあげて、２人で写真を撮ってもらったりしているのにさ～。」と・・・・

皆で大笑い。まぁ、こんなことを明るく笑い話にしているうちは円満ということでしょう。

家族がいるからこそ、楽しい思いをしたり、逆に寂しく感じたり、怒ったりするってことなんですよね。