ゆとり教育って何ぞや
子供達の学力低下が認められたことで、またゆとり教育を見直すのだそうです。
普通の専業主婦だって、何とかなるさ!のriroさんが「ゆとり教育の失敗」の記事を書いておられます。
本当にその通り!その通りなのよっ!って私は思いました。
まずriroさん、これだけのことを語ることができてすごいです。
私は簡単な感情的な言葉でしか語れないのだけど…。
先生の力量不足はこのところ騒がれているけれど、何年かたつと、こうしてちょこちょこ変わる教育改革にも責任があるのではないでしょうか。
やっと、ゆとり教育の方針になじんできたと思ったら、また詰め込み教育に逆戻り~?
先生も生徒もやる気なくすよ。
うちの地域でも今、公立中は落ち着いて居心地がいい感じです。
でも、小学校はちょっと学級崩壊の話をききます。そして、その親たちはそのまま中学に上がる事を恐れて私立中学にはしるわけ。
高校進学にしろ、私の住む神奈川県じゃ毎年のように制度が変わり、皆怒ってます。
riroさんのおっしゃるとおり、「子供達は実験台じゃない!」って。
ゆとり教育だっていいところはありました。
総合学習を増やしたことで子供達自身に考えさせ、行動させる力を身につけさせるという教育は、とてもよい事だったと思います。
ただ、こちらで始まっている二期制は意味がないと思います。
子供達に勉強させるとか学力低下を防ぐっていったら、結局のところテストの回数を増やすぐらいしかないと思うのね。(あくまでも私個人の考え)
小テストみたいなものをちょこちょこやる。昔はそういう先生手作りのわらばん紙(古い言い方だね)のテストがたくさんあったように思います。
自分でも何を言いたいのかわからなくなってきましたが、要するに「現場の声をもっと聞け!」ってこと。
全国津々浦々の小中学校のごく普通の親子に本音を聞いて欲しいです。
教育改革されるのはいつだって、事後承諾。文句を言いたい時にはもう決まっちゃってるんだもんね。
以上、ごく普通の一母親の本音でした。
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コメント
ゆとり教育って、学校の先生が民間サラリーマンと同じように週休二日にしたかったのと、一部のエリート官僚が自身の子息に国を牛耳らせるために、多くの国民をお馬鹿にするための制度だと思ってました。
官僚の子息は公立学校に通わず、きっとみんな「ゆとり教育とは無縁の私学」に通ってるんでしょうから。
投稿: みやざき | 2004.12.16 15:43
ぶんぶんさん、TBありがとうございます。
私の思っている事の援護射撃のような当エントり、とてもうれしいです。
私も強く共感したので、こちらからもTBさせて頂きました。
二期制も、「先生方がラクになるなら」という思いで静観していましたが、
ブログ上の「教師サイト」を見る限りでは、逆に忙しくなっているとの事。
複雑な心境です…。
それから、横レス?でスミマセンが、上記のみやざきさんのコメントに、
私もまったく同感だという事を、ひと言付け加えさせて下さい!(^^)
投稿: riro | 2004.12.16 18:22
みやざきさん、riroさん、こんばんは~。
コメントありがとうございます。
みやざきさん、
こういうのって、どうやって決まったのか、言い出しっぺは誰なのか、もっと経緯を明らかにしてほしいですね。
学力テストだって、どこの学校のサンプルなんだかわからないんですもん。
riroさん、
あの記事を読んで、その通り!と思ってコメントを書こうと思ったのですが、だらだらと長くなってしまったので、トラバさせていただきました。
そもそもゆとり教育って生きる力をつけようって
ことなんだから、学力をつけるということと違うと思うのね。
生きる力って、知識というより知恵という気がします。
これからの時代、物はあふれているし、情報もあるし、物騒だし、子育てはますます難しくなっていくだろうなと思います。
とりあえず、自分の子には
学力よりも常識ある大人になってほしいです^^
投稿: ぶんぶん | 2004.12.16 20:36
結局この間の各国のテストの結果を見ても日本人の学力が一様に低下しているのではなく、いい子と悪い子の二極化が進んでるんですよねぇ。
個性を伸ばすためには基本が出来てないとどうしようもないのに、アホな大人達の言い訳のように個性が大事だとか言われてる。
子供たちを見ても問題の意味を理解する国語力の低下が甚だしいです。
一時期学校関係の仕事をしていましたが、週休二日になって今まで土曜日にやっていた仕事を、授業のある平日にこなさなくてはいけなくなり、一般の学校の先生は余計忙しくなったと嘆いていました。
投稿: MAD | 2004.12.16 20:40
MADさん、こんばんは~。
そうなんですよね。個性を大事にしようっていっても、土台がしっかりできていてはじめて個性って言えると思います。
うちの子なんか見ても、読解力が落ちているし、
考える事を面倒くさがるんです。
面倒くさいからって、すぐに蓋をとじちゃうところがあって、悩みです。
>一般の学校の先生は余計忙しくなったと嘆いていました。
そうらしいですね。PTAの役員さんたちからも
先生がお忙しくてつかまらないし、土曜日がないので、なおさら大変だとよく聞きます。
そのうち週休2日はなくなって元にもどりそうな気がしますね。(うちの場合はどっちみち部活なのであまり関係はないのですけどね。)
投稿: ぶんぶん | 2004.12.16 20:52
ゆとり教育が実施されるに至った経緯や、それ以前の状況については、確かなことはいえないですが、
少なくとも、4年前頃(ちょうど週休2日が各週で始まった時期)の現場では、圧倒的に反対の声が大きかった気がします。
改革が行われるにあたり、現場の声が上に届かないのは
実に遺憾なことだなぁと感じずにはいられません。
土曜がなくなった分、確かに多少時数は減りましたが、
足りない分は、他の平日の授業時数が増加されて、教師も子どもも追い立てられるように過ごしている現状だと思います。ゆとりも何もあったものでは ありませんよね・・・
余剰の時間がなくなったことで、教科の時間を削る「行事」の準備時間をたっぷりとることができなくなったり(かなり厳しく制限されてしますのです)、総合等が教科時間を上回る割合を占めるので、教科の十分な習熟の時間がとれなくなったり・・・
もちろん、皆さんがコメントされてるように、総合には総合の大きな意味、プラスの要素はありますが、今回の学力低下の報道は、なるべくしてなった結果といえると思います。
当然予測されることを、今になってから慌てて再改革とするのは どうなのでしょう。
とりとめのない文の羅列になってしまいました。
ただ、現場の教師たちは、子どもたちのより良い成長を切に願って 現行の指導要領の中で必死に最善を尽くそうとしています。
願わくは、真のゆとり教育が実現されることを祈って・・・
投稿: glow | 2004.12.16 23:04
glowさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
glowさんは先生でいらっしゃるのでしょうか?
週休2日制に関しては、私がちょうど小学校で役員をしていたので、アンケート調査をしたことがあります。このあたりでは概ね賛成されていたものの、共働きの家庭が多いのでいまさら子供を家庭に返されても…という意見もあったり、かえって時間の無駄遣いが増えたという意見も多かったです。
総合学習は本来なら家庭でできれば一番なのだと思います。親側にも何でも学校にお任せ的なところがあるのも良くないかと私は反省の意味もこめて感じています。
今後どうなっていくのか、親として心配です。
今の子供達を実験台みたいにされるのはかなわないな~と…。
投稿: ぶんぶん | 2004.12.17 09:26
ついこの間ゆとり教育について疑問に思っていることを書いたばっかりだったので思わずトラックバックさせていただきました。
投稿: みのむし | 2004.12.17 20:59
みのむしさん、はじめまして。
お越しいただいてありがとうございます。
これからそちらへ伺わせていただきますね~。
投稿: ぶんぶん | 2004.12.17 22:39