ちんぷんかんぷん
今朝、TokyoForumさんのところにコメントを書く際、ちんぷんかんぷんという言葉を使ったのだが、書き終えたあと
「はて、ちんぷんかんぷんって変な言葉だなぁ」と改めて思った。
りこぽんさんにリクエストしようかと思ったが、日頃、子供達には「辞書で調べなさい!」と言っていることもあり自分で調べることにした。
ところが『大辞林』には「儒者の用いた難解な漢語に擬した造語」ということで、詳しい語源がのっていない。
それで、インターネットで検索してみたら、ちゃんと調べてくれている人がいて、感動した。
参考URLみつおのページhttp://www.biwa.ne.jp/%7Emitsuo-n/gogen.html「へんてこりんなことばのでどころ」から
私の場合、ちんぷんかんぷんと言うことが多いのだが、正式にはちんぷんかんが正しい。
「陳分漢」と書き、「陳分」は中国人によくある姓名で、「漢」は熱血漢のように男性を意味する語。江戸時代、中国人の名前は読みにくく、解りにくかった。そこから世間の人が「ちんぷんかん」を「なにがなんだかわからない」という意味で使ったと言う。 もう一説に、中国には「チンプトン、カンプトン」という言葉があり、チンプトンは、聞いても解らない。カンプトンは、見ても解らないという意味から、見ても聞いても訳が解らない事に使われるようになったという説もある。 また「珍糞漢」「陳粉漢」「陳奮漢」などとも書き、儒学生が漢語をしゃべっているのを、ひやかしていったもの。と言う説もある。 なお、同じような語源を持つ言葉に「頓珍漢」(とんちんかん)があるが、これは鍛冶屋が交互に打つ槌(つち)の音がうまくそろわないところからきたと言う語源説もある。
ちんぷんかんに漢字があったとはね…知らなかった。
今までなら、さらっと流してしまう言葉もココログで記事を書くおかげで、調べてみようって思ったわけで、ココログはボケ防止に役立っているといえる。
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コメント
>ちんぷんかんに漢字があったとはね…
ですね。
「へんてこりんなことばのでどころ」行ってみました。
へぇ~を連発。
使ったことが無いし、
これからも使わないだろうなという言葉もありましたが、
語源は知らずに使っている言葉が結構ありました。
テレビなど無い時代に使い始めた人がいて
それが広まって現代でも使われているわけですから
面白い!
投稿: ぬ | 2004.02.23 19:03
ぬさん、おはようございます。
言葉って、ひとつひとつ気に留めて考えてみると、語源がどこからきているんだろうと思うような言葉もあり、調べてみると面白いですよね。
これからは、いちいち気にしてみようかなと思っています。
投稿: ぶんぶん | 2004.02.24 08:36
こんにちは~。
調査リクエストされなくて良かったです(ホッ-;
全然知らなかったですね~。しかも中国語だったなんて。
3文字並んだ漢字を見て、横浜中華街のお店を思い出しました。
投稿: りこぽん | 2004.02.24 21:43
りこぽんさん、おはようございます。
りこぽんさんなら、もっと詳しく調べられるんじゃないでしょうか?
言葉って、調べてみると面白いですね。
投稿: ぶんぶん | 2004.02.25 06:52